家族の情報共有は「予定」だけになっていませんか?
こんにちは!
いい夫婦の片付け研究所の田中まきこです。
私は、デジタル整理アドバイザー®2級認定講師としても活動しています。
先日、デジタル・ファイリング・ラボが開催する「デジタル整理勉強会」で、
「家族の情報共有 ―『私』の情報、家族に共有していますか?―」
というテーマのミニセミナーを担当させていただきました。
セミナー後には、

その視点は考えたことがありませんでした!



予定ばかり共有していました。
という感想もいただき、私自身もとても嬉しい時間になりました。
今日は、その内容を少しだけご紹介したいと思います。
家族のLINE、こんな内容ばかりになっていませんか?
まずは、ご家庭のLINEやカレンダーを思い浮かべてみてください。
「今日の夕飯どうする?」
「明日は参観日だよ。」
「牛乳買ってきて!」
「○時に迎えお願い!」
こんなやり取りが並んでいませんか?
もちろん、これらは家庭を運営するために欠かせない情報です。
予定や学校のお知らせ、買い物リスト…。
どのご家庭でも自然と共有されていることだと思います。
でも、ここで一つ質問です。
「あなた自身の情報」は、家族にどれくらい伝わっているでしょうか?
共有されにくい「私自身の情報」を伝えられる環境を整えることで、家族の情報共有の幅は一気に広がります。
家族には伝わっていない「私」の情報


家族で共有される情報には、大きく分けると2種類あります。
一つは、家庭を回すための情報。
- 家族の予定
- 子どもの学校行事
- 提出書類
- 地域のお知らせ
これは自然と共有されます。
もう一つは、「私自身」の情報です。
例えば…
- 最近気になっているお店
- 行ってみたい場所
- 最近ちょっと疲れていること
- やってみたい趣味
- 今チャレンジしていること
こんな情報はどうでしょう?
意外と家族には伝わっていないことが多いんです。
夫婦について学ぶ中でも、
「家族は私に興味がない気がする。」
という声を聞くことがあります。
もちろん、そう感じる場面もあると思います。
でも実際には、「興味がない」のではなく、
知る機会がなかった。
というケースも少なくありません。
家族の情報共有というと、「家族の情報」を共有することだと思われがちです。
でも本当に共有したいのは、家族を構成している一人ひとりの情報なのかもしれません。
「言った・聞いてない」が起こる理由
「ちゃんと伝えたのに!」
そんな経験はありませんか?
口頭で伝えた情報は、その場で流れてしまいます。
相手が仕事で頭がいっぱいだったり、子どもの対応をしていたり…。
悪気がなくても、タイミングによっては記憶に残らないことはよくあります。
すると、
「言ったよ!」
「聞いてない!」
という、お決まりのやり取りになってしまいます。
ここで大切なのは、
原因は相手ではなく、情報の置き場所かもしれない。
という視点です。
情報を「残す」という工夫
今回のセミナーでお伝えしたかったのは、「私」の情報も家族が見られる場所に残してみようということです。
例えば、
- リビングのホワイトボード
- 家族ノート
- LINEのメモ機能
- 家族で使っているカレンダーアプリ
など、普段から家族が目にする場所を活用します。
整理収納では、モノの置き場所を整えることで暮らしやすくなりますよね。
情報も同じ。
伝えたい情報が流れてしまうなら、「情報の置き場所」を見直すことで解決できることがあります。
「叶えてもらう」より、「知ってもらう」
私たちはつい行動と成果を繋げようとしてしまいます。
しかし情報共有は、すぐに叶えてもらうための行動ではありません。



今度できたパン屋さんに行ってみたいな。
そんなことを家族に伝えたとします。
もちろん、その瞬間に叶うとは限りません。
でも数週間後、



そういえば、あのパン屋さん行きたいって言ってたよね!
そんな一言につながることがあります。
そうやって考えると、
「どうせ相手は興味がない」「どうせ伝えても叶わない」ではなく、
まずは、
家族に知ってもらうこと。そのために情報を残しておくことが大切だと気づくことができますよね。
それこそが、私の情報を共有する為に必要な心構えなのです。
「私」の情報は見える場所へ
では、どうやって共有すればいいのでしょうか。
特別なアプリを用意する必要はありません。
例えば、
- リビングのホワイトボード
- 家族ノート
- LINEのメモ機能
- 家族で使っているカレンダー
など、普段から家族が見る場所で十分です。
新しい仕組みを作るよりも、
今ある仕組みに「私」の情報も少し混ぜてみる。
それだけでも家族の情報共有は大きく変わります。
情報も、暮らしを支える環境のひとつ
一人一台スマートフォンを持つ時代。
家族でも見ている情報はバラバラになりました。
だからこそ、昔よりも「言わなくても伝わる」が難しくなっています。
私は整理収納アドバイザーとして、「環境を整えること」を大切にしています。
収納だけではありません。
情報も、暮らしを支える環境のひとつです。
必要な情報が、必要な人に、必要なタイミングで届く。
そんな環境が整うことで、家族はもっと協力しやすく、暮らしやすくなります。
ぜひ皆さんも、「予定」だけではない情報共有を、今日から少しだけ始めてみてください。


デジタル整理勉強会について
今回担当したミニセミナーは、デジタル整理アドバイザーを対象に開催されている「デジタル整理勉強会」でお話しした内容です。
アーカイブは、デジタル整理アドバイザー2級取得者を対象に、コミュニティ「デジコミュ!」でご覧いただけます。
当日参加できなかった方や、もう一度見返したい方は、ぜひご活用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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