いい夫婦の片付け研究所

家事シェアや、子育てのしやすい環境作り、コミュニケーションが高まる空間の見直しなど、
「夫婦のすれ違い」を家庭環境から
改善するためのスキルを学ぶことができます。

日本の出生数は17年連続で死亡数を下回り、合計特殊出生率は1.20で過去最低を更新しました。※2024年厚生労働省調べ
少子高齢化により若者の負担が多くのしかかる現代において、「未来に不安を感じる」ことから、結婚という選択肢に踏み込めない人が増えています。そのことから晩婚化、出生数の低下が進んでいるのではないかと考えています。
もちろん、国の政策が重要であることは明白ですが、同時に、長く培った心理的不安をほどいていくような施策が必要なのではないかと思います。

そのため研修所では、独身の段階から、生活環境を整えることの大切さを伝える活動を行っております。
置かれた環境に振り回されることなく、自律し、自らの望んだ環境まで引き上げていける力は、自己肯定感を高めます。
手を差し伸べるだけが、支援ではありません。一人一人が、未来に積極的に向き合える環境作りを広げていきます。

夫婦は、社会の最小単位である「家庭」を育む土台です。一番小さな社会である「家庭」は、それを築く夫婦が幸せであることが、その先の大きな社会の幸せに続くと考えています。しかし、「家庭」とは常に1つのゴールを目指して進めるわけではありません。
親族関係・出産や子育て・職業や収入・地域との関わり…多くの課題が家族サイクルの中で生まれ、そのたびに変化に合わせたゴールの調整が必要になります。

そのため研修所では、生活環境を整えることで生まれる家庭内での連携や、夫婦が互いに尊重しながら家庭を育くむことのできる空間作りを伝える活動を行っております。

現代はまさに、VUCA(ブーカ)時代だと言われています。しかし、変化が激しく将来の予測が難しい状況だったとしても、夫婦が支えあえる環境を手に入れることで、一人では困難なことでも乗り越えられるのではないかと考えています。

「家族心理学」は1980年代から始まり、およそ40年もの間にさまざまな研究が進められてきました。
しかし、未だに夫婦関係は、男性脳女性脳などといった男女の差による問題だと片付けられてしまいがちです。

女性の社会進出や若者の所得低下により共働き世帯は増加し、夫婦が協力する必要性が高い家庭は決して珍しくなくなりました。
しかし、2人の中心であるはずの家庭において、建設的に夫婦が話せる環境ではない、心理的安全性が確保されていない等、
相互協力の体制を生み出す土台がうまく作れていないことによる、さまざまな家庭問題が発生していると考えています。

そのため研修所では、社会全体が現代家庭のカタチに寄り添い応えることのできるための学びの環境を提供します。
特に、日本においては、夫婦の問題について気軽に相談したり悩みを打ち明ける場が、まだまだ足りないのが現状です。

そこで、まず始めとして、全国の整理収納アドバイザーへ積極的にスキルの移譲を行う活動を進めています。
整理収納アドバイザーは、直接的にご自宅へお伺いし、モノや間取りを確認すると共に、ご家庭の問題にも触れることのできる職業です。「夫婦」への知識を高めたアドバイザーを増やすことで、全国でお困りの方へサポートの手が届く未来を願っています。

また、ご賛同いただける企業・自治体・団体との連携も前向きに検討いたします。
ぜひお気軽にお問合せください。

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